キッチンカーの味わいとこだわり
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キッチンカーで成功するには、どこにでもありそうだけど、どこにもないという演出も良いようです。お店づくりと味わいへのこだわりというのは、どんなものなのか。おむすびを中心に販売しているキッチンカーを参考にして考えます。おむすびというのは、日本人の心といえるのではないでしょうか。ふっくらと甘く炊き上げたご飯のおむすびは美味しいものです。そんなおむすびに独創性あふれる具をつつんだおむすびというのは、懐かしさの中に新しさを感じさせるものです。お店づくりも味わいを基本にして考えています。たとえば、キッチンカーの営業を許可している広場が都心にあります。特にオフィス街にある広場は、キッチンカーだけでなく骨董市が開かれたり、展示会が開かれたりイベントも多い。オフィス街で働く人達やイベントに集まる人達もいて、売上を上げることができます。手軽に頬張れて馴染み深いおむすびは大人気です。幅広い世代に喜んでもらえることから、一日に700個も売り上げることもあります。おむすびのキッチンカーのオーナーのこだわりは、実店舗を拠点として、味を充実させてキッチンカーの機動性を両立させることです。また、おむすびの具の方は、定番と創作をバランスよく用意すること。常連さんにも飽きのこない工夫をしています。無農薬や有機栽培の素材を使って、おいしくて身体に優しいということをアピールします。定番と創作を交えるというのは、飽きのこない味を提供するという姿勢を表すものです。オフィス街の広場に集まっているキッチンカーはさまざまな国の味で勝負しています。広場に来る人達は、世界中の味を楽しめるというわけです。自分なりのウリを考える必要があります。