遺品のパソコンをどうするか?

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今や会社ではもちろん、ほとんどの家庭でもパソコンを所有している時代ですが、通常、4~5年で買い替えの時期を迎えます。パソコンといってもモニター、マウス、プリンターなど、周辺機器も付属しており、それぞれで寿命が異なっていたりします。処分する場合は、取扱い注意のデータや、見られたくないメールなども削除したり、初期化して処分しようとしても、ほんとうにデータが削除されているのか不安になり、業者選びは慎重になるものです。まず、リサイクルショップに買い取ってもらう方法がありますが、残念ながら新しいもの以外はほとんど買い取ってもらえないのが現実で、売れないものは無料でも処分はしてもらえないと思っておいたほうがよいようです。ネットオークションはどうでしょうか。これもあまり期待はできませんが、売れる可能性もあるかもしれないぐらいに思っておいたほうがよいかもしれません。回収のみを依頼するのであれば、役所か不用品回収業者に依頼することになります。役所の場合、パソコンリサイクル料金がかかり、デスクトップの場合、本体とディスプレーそれぞれに料金がかかってくるうえに、自分で運ばなければなりません。一方、不用品回収業者の場合は、通常、引き取りに来てもらうことになりますが、一般的な専門業者に頼めば無料で回収してもらえる場合が多いようです。なぜなら、外装や電子基板、ハードディスクといったものは転売ができるからです。古い型のものでも、基盤からは、金や銀、白金、アルミニウムなどの資源を取ることができます。外装もリサイクルが可能なプラスチック、液晶パネルも転売できるようです。ただし、あまりにも古いものや、割れた液晶パネルは、有料の引き取りになる場合があります。その他には専門の業者に依頼する場合もあるようです。遺品整理の業者は東京にも地方にもあります。例えば宮城県では仙台だけでなく遺品整理は石巻市の市内にもあるので相談だけでもしてみると良いでしょう。また、注意が必要なのは、何でも引き取る回収業者の場合は、専門的なリサイクル技術がなく、有料になることが多いようです。依頼するときは、必ず専門の無料引き取り業者にお願いすることです。