優れた制作会社とは

ピッタリのホームページ制作の業者を選ぶには、消去法も有効です。つまり選んではいけない業者の特徴を押さえていれば、おのずとパートナーが見つかるものです。

ではどのような制作業者は信用に値しないのでしょうか。一つ目の特徴は、メディアの運用もそこそこに、営業に精を出している業者です。営業はクライアントの気持ちをよくするのが仕事ですから、営業を掛けられた時に客として悪印象を持つことはあまりありません。しかし彼らの阿りがあまりにも酷く、またしつこい時は、注意を要します。本来、メディアの制作と運用を任された業者は身を粉にして働くはずです。営業にそれだけの時間を掛けているとなると、肝心の本業を疎かにしている可能性があるからです。

もちろん営業も大切でしょうが、クライアントとして任せるには不安になります。筆者の経験から見えたことなのですが、営業の方はオウンドメディアについて詳しくありません。彼らの仕事は制作そのものではなく、客を獲得することだからです。もちろん営業も制作も得意な人はいるでしょうが、稀なケースだと考えましょう。ということは、ほとんどの営業は知識もないのに「制作を請け負います」などと調子のよいことを言っているのです。

これは明らかにクライアントを馬鹿にしています。営業に力を入れるということは、それだけ新規顧客を獲得できているのでしょうが、増えた客の案件に対応できるだけの能力や社員数を保持できているのかは不透明です。酷いケースであれば、受注しながら制作に注力せず、適当なサイトを納品してくることもあります。彼らの目的はお金にしかなく、自分たちの作品を生み出すという気概や誇りに欠けるのです。