志望動機=働く理由?
Categories :
何らかの機会にどうして職種を選んだのですか?という質問を受ける人は、多いと聞いた事があります。もちろん、仕事によってはその仕事を目指すには、様々な要素が必要となることもあるので、誰しもが簡単になりたい仕事を目指す事が可能な訳ではありません。では、違う質問の仕方をしてみましょう。
例としてあげますと、病院で働く看護師さんに、なぜ「医師」ではなく「看護師」の道を選ばれたのでしょうか?という質問には、どのような答えが返ってくるでしょうか?
そもそも、医師と看護師の存在自体が、根本的に異なっていると考えてみましょう。同じ患者さんをみる、医師と看護師ですが、それぞれが、異なるアプローチで、患者さんの治療にあたっています。医療現場には、生死に関わる重大な病を抱えている人々もいれば、階段で転んだからといって擦り傷程度で、病院にやってくる人もいます。皆、全て同じ患者さんです。ですので、看護師の方は「看護師として、どのような患者さんと向き合いたいのか」を考える事で、向き合いたいお仕事現場が異なってくるのではないかと思います。
単純に求人サイトを覗いても、お仕事がみつからないと考えている人は、自分が現場でどのように働きたいかという具体的なイメージができていないのかもしれません。どのように仕事と向き合いたいのかが不透明で、まだ、自分自身の職探しの理由がみつかっていないのかもしれません。なんとなく求人サイトを覗くのではなく、もっとしっかりイメージを固めてみることで何か答えがみつかるかもしれませんよ。