メンツ


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麻雀においては、4メンツ1雀頭と呼ばれる戦略があります。

しかし「ピッタリ揃う」というイメージで捉えるべき概念ではありません。

例えば種が足りないとしましょう。

当然孤立牌のまま育てようとします。

この時、あまりに育ち過ぎると、却って多過ぎることになります。

最終的にはブロック数を5にしなければならないからです。

つまりメンツ選択しなければならないわけですが、全自動麻雀卓が普及している現在麻雀初心者はおおく、どうしてもこのメンツという考え方にも慣れていないので注意が必要です。

本来メンツは、3枚のセットを指します。

メンツ選択に際しては、心掛けるべきポイントが幾つかあります。

一つは、組み合わせが広くなるように残すということです。

二つ目は、手が高くなるようにすることです。

三つ目は、切る対象を安全なものに絞るということです。

これらは常に留意しておくべきですが、場合によってはどれかを犠牲にしなければならないこともあります。

数え方にも注意が必要です。

何通りかあるため、数え方次第ではブロック数が6つになることがあります。

この時、不足していることはありませんから、当然孤立牌が無駄であると考えられます。

しかし簡単に捨ててしまってはいけません。

例えば「頭を2個にする」というポイントを知っていれば、トイツの数に注意しなければならないことに気付くのです。

またリーのみになることもありますから、安い状態を避けるために王道の戦略を採用するのも選択肢です。

こうした手の迷いは数え方に起因するものです。

性急に数えればそのように、だらだら数えてもそのようになるわけです。

麻雀プレーヤーにはやはり頭の良さが求められます。

特に数学的な才覚があれば、麻雀に向いていると言えるでしょう。

麻雀に嵌る人にも沢山数学好きがいます。