進学塾
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子供たちには、大人になっても役に立つような教育、授業を塾には期待したいものですが、塾にはたくさんの種類が存在していて、そもそもの違いが分からないという方も多いでしょう。次からおおざっぱに分類していきますが、実際はいくつかの分類の特性を合わせたような塾がたくさんあります。
中学受験用、高校受験用の塾は進学を目指しているので、これをわかりやすく進学塾と分類します。進学塾は、その名の通り進学を目標にしていますが、他の塾との違いと言えば、一番は授業の進行でしょう。
基本的に学校の授業とは別のカリキュラムを用いて講義の形で行います。そのため、学校の授業と比べてかなり進行度が早くなっています。そして、大多数の進学塾で入塾試験が行われ、ある程度の成績を納めなければ入塾は認められず、定期的に行われるテストの成績で学力順にクラスが分けられるのが一般的です。場所によっては、競争意識を高めるため、わかりやすくクラス内の席も成績順で決めているところもあります。
とにかく合格実績を求めているので、少しでも多くの子供たちに入塾してもらえるよう、広告などで大々的に合格者数を宣伝しているような場所が多くなっています。そうして増えた入塾者の中から難関校の合格者を輩出していくことで、さらに、翌年のための宣伝効果を得ます。その宣伝でまた入塾者が増え…といった繰り返しで有力進学塾の多くは大きくなっていきました。そのため、所属する人数の多さは、他の塾の種類と比べるとわかりやすく多くなります。逆に言うと、合格実績が下がると、わかりやすく入塾者も減少してしまうので、塾側も授業を工夫して取り組んでいます。